お疲れ様です🌸
今回は、甲佐町船津地区で行っている造成工事のご紹介です。
造成工事とは、土地を住宅や施設などが建てられるように整える工事のことです。
その中でも特に重要なのが、「盛土工事」です!
■ 盛土とは?
盛土とは、地盤を高くしたり、平らにしたりするために、土を盛る作業のこと。
土地に新しく土を足して、建物が安全に建てられるように地面を整えます。
■ なぜ土の試験が必要なの?
盛土に使う土がどんな性質なのかを知らないと、安全な造成はできません。
たとえば…
- 水を含みすぎると沈んでしまう土
- 固まりにくく崩れやすい土
…そんな土をそのまま使ってしまうと、地盤が弱くなり、将来建物が傾く原因にもなってしまいます。造成工事の中に、盛土工事が含まれており、盛土を行うための試験を実施します!
今回盛土に使用される土の性質を調べるために、土質試験屋さんが土を回収します。
↓↓土の採取状況

この土を試験室へ持ち帰り、分析して以下のことがわかります☺
- 最大乾燥密度
→ 土が一番しっかり固まるときの重さの目安です。
- 最適含水比
→ 土を固めるのにちょうど良い水分量の割合です。
これらの数値が分かると、「どのくらい水を含ませて」「どれくらいの力で突き固めればよいか」が分かり、安全で丈夫な盛土が作れるんです!
造成工事は、ただ「土を盛るだけ」のように見えますが、
実は安全な土地をつくるために、細かな調査や試験が必要不可欠です。
今回のような「土の試験」も、
未来に安全な住宅地や施設をつくるための大切な第一歩です✨