🌿【緑川流域・緑町地区】樋管改良工事

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今回は、熊本市を流れる緑川流域・緑町地区で実施した樋管改良工事の様子をご紹介します。

本工事では、老朽化していた既設操作室の撤去や樋管(ひかん)の改良を行い、地域の皆さまがより安心して暮らせるよう、治水機能の向上を図りました。


🏗️ 施工前の状況

まず、施工前はこのように操作室が上部に残っている状態でした。
長年使用されてきた構造物で、更新が必要な箇所が多く見られました。

さらに、施工前のイメージ図では、撤去部分や樋管の改良範囲を示しています。
今後の安全性を高めるための大切な工事であることが分かります。


🚜 工事スタート:締切盛土の設置

樋管の改良作業に入る前に、まずは締切盛土を設置しました。
作業員や重機が安全に施工できるよう流れを遮断し、現場を安定させる重要な工程です。

河川の流れを確保しつつ、慎重に作業を進めていきました。


🧱 操作室の撤去工事

老朽化していた既設の操作室は、重機を使って丁寧に撤去しました。

撤去時には粉じんの飛散防止、周囲の安全確保など、多くの注意が必要な作業ですが、無事に完了。
景観も大きく変わり、すっきりとした形になりました。


🧱 樋管の改良:コンクリート打設

樋管の機能向上を目的に、周辺構造のコンクリート打設を実施しました。
生コン車から慎重に流し込み、均一に締め固めていく様子が伝わります。

この作業により、耐久性が向上し、今後長く地域を守る施設へ生まれ変わります。


✅ 完成!

そしてこちらが、樋管改良工事の完成写真です。

撤去が行われ、樋管まわりがすっきりと整備されました。
治水機能の向上だけでなく、景観としても整った仕上がりになっています。


🌈 おわりに

緑川流域は地域にとって大切な水源であり、安心して暮らすためには定期的な維持管理・改修が欠かせません。
今回の工事により、緑町地区の河川環境がより安全で機能的なものとなりました。

今後も、地域の皆さまが安心して過ごせるよう、丁寧で確実な施工を心がけてまいります。