ブログを開いていただきありがとうございます。
前回のつづきとなります🐼
アスファルト舗装(表層)の施工をお伝えします!
施工時の主な留意点は、『温度管理』です。
施工内容に合わせて適切な温度で敷きならす必要があります。
低すぎると締固め不足になり、高すぎると材料が流動してしまいます💦
適切な温度管理を行うことで、耐久性の高いアスファルト舗装を実現できます!
施工順序は以下の通りです。
敷均し→ 継目転圧→ 初期転圧→ 二次転圧→ 仕上げ転圧

合材工場で出荷されたアスファルトをダンプトラックで運びます。
・プラント出荷時の温度「150~180℃」
現場のアスファルトフィニッシャ(敷均し機械)に投入します。
・現場到着時の温度「140℃以上」

アスファルトフィニッシャで合材を施工幅に合わせて敷均し、作業員が端部を形成していきます。
・敷均し時の温度「110℃以上」

ロードローラで初期転圧を行います。
低いほうから高いほうへ順次幅寄せしながら転圧していきます。
・初期転圧の温度「110~140℃」

振動ローラで二次転圧を行います。
平坦性およびアスファルト密度を確保するためにしっかりと転圧します。
・二次転圧完了の温度「70~90℃」

最後にタイヤローラで仕上げ転圧を行います。
不陸の修正やローラマークの消去をしていきます。
施工が完了したら、路面清掃、仮白線の設置、道具の片付を行い、アスファルトの温度が50℃以下になれば交通開放です。


最後までご覧いただきありがとうございます!
次回は舗装後のラインマーク(白線)を紹介したいと思います☺